わはーい。

2002年7月7日
■やっと接続できたよー。
 ちょっとだけのただいまなのだ。
 この家からの接続は妹と接続カード(名前失念。素人ゆえに)の
 貸し借り状態なんでそうそう繋げらんないけど
 わはーい。ウレシイにょー♪
 本当は昨日か一昨日辺りに完了してたんだけど
 PCいじる体力もカスカスだったんでHPのレスだけは
 最低限、とっぱなにレスして事切れたんだっけな。
 
 ああ嬉しいみょー。巡回巡回。たった一ヶ月のプチ浦島太郎。
 でもアタシには長かった一ヶ月。
 
 
■お陰様で6/17日4:01無事分裂増殖完了致しました。
 てか、里帰りしてまだ2週間しか経ってないってのに。
 予定日はW杯決勝の6/30で旦那は果たして立ち会いしてくれるのかとか(旦那はサッカー人)
 それ以前に決勝戦TVで観たいのに(旦那に感化)
 陣痛で観られないんかなァとかなクダラナイ悩みが全部キユウんなっちまったし。
 
 15日。チャイルドシート無事購入。希望通りタ○タ社のミリブつー物。
 哺乳瓶消毒のミル○ンも買ったし。
 やっと準備品だいたい揃ったな。ふゥ。
 
 と、気持ちが落ち着いたら。
 
 そのお買い物の帰り道。お知らせ(おしるし)が。
 「なにー!」
 わー。6/30はなんかキリ悪いから7/1がいいなあとか
 勝手に決め込んで毎日腹に話しかけてたのに。もうかよ(汗)!
 
 3,4日前からお腹の調子ヨロシく無かった。喉痛。咳込み。風邪か。
 その影響?食後にだけあった腹痛。やがて頻繁にくるようになる。
 その度にカワヤ。非常にツラヒ。
 ひょっとしておしるしなんかで無くなんかトラブってる?
 それを聞いて母親はいろいろ準備しだした。
 アタシは「あと2週もあるしまだ時間かかるんじゃないの」とか構えちゃってた。
 
 その晩23時。レバー様の血塊が。ひー。
 産院tel。今晩は様子見と。
 
 日付変わり明け方4時半頃。また腹痛でバシっと眼が覚める。
 こらえる。
 間もなくしてまたゴロゴロと。堪える。また間もなくして…
 ……なんなんだこの下り腹は。
 直後。まさかと思い痛みの所要時間と間欠時間をメモしてみる。
 
 
 4〜5分おきに1分間だけ下痢様下腹部痛。
 
 ……一体コレはなんなんだ。


 しかもこの状態が朝9時まで規則正しく続いた。
 なんだかよく判らないけどとにかくこのゴロゴロだけはナントカしてほしかったので
 再び産院連絡。16日の日曜日。休診外来。申し訳ないがタシケテけれと(涙)
 
 『…それはひょっとしたら陣痛ですよ。入院準備していらして下さい』
 
 ぴーーーー!まじっすか!?
 だってこの痛みどう考えても下り腹ですぜ。
 しかも育児書みたいな"○分おきがだんだん短くなって"とかでも無いしー。
 
 「帰ってくる時は1人増えてるんかなあ」とか思いつつ家を後にし産院着。内診。
 『ん。やっぱそうですね。2cm開いてる。』
 えーえええー!!…はァ。さいですか。
 中途半端な睡眠で頭も肌もボロボロ。
 旦那駆けつけて会話するも4、5分おきにダンゴ虫になっちまうアタシ。
 
 でも陣痛は痛くない時はケロリだから骨折や食中毒よっかはタチが良いねと思ったり。
 後者は一体いつまで痛いっ放しか判らない恐怖感とかあるけど
 前者なら長くても1〜2日中にはゴールが見えてる。キモチ的にも前向きなれるし。
 
 この16日の20時。約12時間かかって開いたのはたったプラス1?。
 この時点で3?は長期戦必至、おそらく明日の昼以降だろから
 と家族と旦那帰される。
 『(母)付き添えなくてごめんねえ。1人で心細く無い?頑張るんだよ』
 
 「んー、大丈夫だよ。今までの手術だって全部1人っきりだったんだから。」

 
 まさかそれがホントになるとは。
 
 
 23時頃。10分に一度程でカワヤ往復。
 吐き気も強くなる。まるで食中(毒)やん!
 相変わらず4〜5分にきっかり1分のサシコミ。
 不思議だねと思いつつもかなりツラヒ。
 夜中のトイレでついに腹に話しかける独り言(泣き言?)連発。
 「ひょっとしてもうお腹の中に居るのキツい?」
 「7月がいいって言ってたけどお前が辛いんならもう出て来ちゃっていいよォ…」
 
 言ってしまった。
 それが果たして届いちまったか否か。
 零時まわり17日。
 腰が痛くなってくる。間隔は3分に1分痛。
 呼吸法で痛みを逃れるなんて誰がそんな事を。
 痛いモンは痛いじゃないか。
 でも気を紛らわしてたいからマジメにひっひっふーと頑張る。
 (誤解無いよう注釈*事実、呼吸法は有効だそうです。ここでは自分がヘタクソだったからだけ)
 
 2時。「ウエスト辺りの背骨が痛い」から
 「尾てい骨が痛い」に変わる。
 おお。いまアタシの身体、骨盤のつなぎ目ゆるめてんのね。
 その間も下腹部痛はセットでやって来てる。
 
 3時。腹部痛も腰痛も「便意」に変わる。
 どう考えたって「お通じ」感ですよ。
 子供の頃から図書館に行く度に激しいお通じ感に襲われて
 モジモジと我慢に堪えてたアレと一緒じゃよー。
 しかも強烈に「出したい」感がきてるのに
 我慢しなくちゃいけないっちゅうのは酷ですよ。
 身体にチカラ入れちゃいけない自体が酷ですよ。
 (ここでチカラいれちゃうとせっかく徐々に開いてきてるのがあちこち裂けちゃうかもだから)
 手で拳を作る事もどこか握っちゃう行為もおこらりる。
 髪を強くかき上げ、空気を掴む。呼吸と共に機械がきしむような声が漏れる。
 なんか溺れてる人みたい。
   
 3時30分。間隔が1分を切った。なーすこーる。
 ダンゴ虫とかエビとかになってる自分。
 『ん。全開(10?)。はい。分娩室行こ。』
 「あーやっと(この痛みが)終わる!」とマジ嬉しくなったり。
 
 17日3:36ヨタヨタしながら分娩台にあがる。
 あとはやっぱり「お通じ感」と助産婦さんのリードに任せて頑張った。
 でも「自分が出してる」と言うより「何かが勝手に出てくるのを手伝ってる」って感じ。  
 つーか、あちこち痛いけどそれ以上に"気持ちよかった"。
 出したい時に出したい物を出せる気持ちよさと表現すれば
 殿方の皆様でもその感覚少なからずお察しできるでしょお。
 しかも何時間も我慢させられてたとあっちゃ。
  
 「鼻からスイカ」説はあんまし感じなかったです。 いやそれどころでなく腰痛と「出したい感」の方が強くって。
 すぐに「ちょっきん」切開されてそれがあまりに痛み無く(局部麻酔されたから)
 寧ろラクになったんで「裂ける!」的痛は鈍になってたかも。
 
 ほんで4:01。
 「ぬる(頭)ぼこ(肩)ドジャあー(羊水)ずるずるずるー(下半身とかヒモとか)」 
 
 「ふにゃーっ!」、って猫かと思ったよ(笑)
 
 うーわー。ホントに人間が入ってたんだ!(当たり前)
 ご対面の一言。
 「わああ!お前さんだった(が入ってた)んか!わあお疲れさまー!」
 なんだか労っちまった。思わず(笑)
 
 「彼」は出てきてすぐに「伸び」してましたっけ。
 結局誰も立ち会うことなく明け方にこっそり産んだようなカタチに。
 やっぱケモノの名残なのか。
 
 身体から出てった瞬間のびしょ濡れのちっこい背中が妙に眼に残ってる。
 さよなら。38週間楽しかったよ。
 これからは一緒に、じかにたくさん遊ぼう。
 
 
 ウチに来てくれてありがとう。
 やっとお前に逢えたね。
 
 
 
 
   
 
 

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